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格好悪いですが、怖い過去話

[ 1 ]投稿者:七年寝太郎  :06/10/31/(火)06:56:13

はじめまして。七年寝太郎と申します。
格好悪い話ですが、参考になればいいかなと思い書かせていただきます。

私がクレジットカードを初めて手にしたのが10年前20歳の学生の時でした。
超貧乏学生だったので、月に2〜3000円程度使って返し使って返しを繰り返しておりました。
しかし、ふと、ものすごく欲しい電化製品を返済の目処なく買ってしまったのが運の尽きでした。しかも、2つ。
当時私が持っていたカードは、住友VISA学生カードとCITIバンクの学生カードの2つでした。
その2つのカードを使い、欲しかったものを買いました。
しかしながら、口座には返済できるほどの残金無く、毎月電話、はがきでの督促が続きました。

今考えただけでも身の毛がよだちますが、その督促を2年間無視し続けたのです。
学校も卒業し、就職したある日、○○弁護士事務所宛から封書が届きました。
「債務移行のお知らせ」なんじゃそら?と思いつつも見てみると、「住友カードの残務を当事務所が引き継ぎました。これ以上の延滞が続く場合速やかに法的措置云々」
この手紙を読んだときは、「えらいことしてもーた!」と心の底から思いましたね。
少ない給料から、CITIは即返済。住友の方は弁護士先生にお願いし、無利子の2回払いにして頂きました。

返済を完了し、次に思ったのが「ブラックリスト」の存在でした。
噂には聞いたことあるけれど、実在しているのかどうかネットで検索しまくりました。
調べるうちに「信用情報」と言うものを知りました。
「記録に残ると、ローン組めない、家買えない云々・・・」
正直「人生終わったな」くらいは軽く思いましたw
試しに日本信販のカードを頼みましたが、当然のようにお断り。
それからは、2年置きに1社ペースでカードの申し込みをしましたが、全滅。

返済してから、8年経ったある日、TSUTAYAのWカードを店員に進められました。
「どうせダメだろうが、申し込みだけはしてみようか」と軽い気持ちで申し込んだところ、限度額10万だったもののカードが届いたんです。
うれしかったですねぇ。当時は、私にとってはゴールドカード以上の価値はありましたねぇw
調子に乗ってその月に数社申し込みしたら、今度は多重申込みブラックになってしまいましたよw
その数社の内届いたのが、セゾン雨、ニコスプロパーVISA、ライフマスターでした。
多重ブラックの喪明け早々、雨緑。
で、驚いたのが、CITIクリアが限度100万で通過したことです。社内ブラックが喪明けしたのかな?

ここまで書いて落ちもなく突然話を終わらせようとしてしまいますがw
本当、8年間辛かったですよ。「俺の将来どうしよう・・・」脳内ネガティブで、ヘロヘロになります。
会社では、「俺現金派だから、カード持たないの」などと見栄をはらないといけなくなるし・・・。

今は当然、毎月の返済1日の滞りもなくしております。

「返済してないけど、なんとかなるだろ」とお考えの方。
私がなんとかなってるから、なんとかなるだろうけど、その「なんとか山」を越えるのは、辛いですよ。

今「なんとか山」を越えてる方。越えきるまでは、カード申込みはしないほうがいいかもです。
私は、越えてる間、1社にしか申し込んでいないので、信用情報の伝播は逃れてますが、伝播すると一生消えない情報に発展してしまうかもです。

初めてのカキコで、長々偉そうに書いてしまいましたが、ご容赦ください。

長々ついでに質問させてください。
ニコス(信用情報を見られた)、CITI(過去に深い傷を残した)のカードは通過したのですが、三井住友の社内情報は一生ものですかね?
よろしくおねがいします。


2 ]投稿者:白ふぇれっと  :06/11/01/(水)00:01:50

まずは経験を紹介されたことに感謝します。
信用というものは目に見えないだけに、軽く考えている人が多いので、警鐘になったと思います。

>ニコス(信用情報を見られた)、CITI(過去に深い傷を残した)のカードは通過したのですが、三井住友の社内情報は一生ものですかね?

その人自身の情報なんて会社にしてみればまさに財産です。その財産をやすやすと手放す訳がありません。どこの会社も「一定年数で自動的に処分」なんてやる訳がありません。むしろ永遠に残ると思った方が間違いありません。

要はその情報をもとに各社がどう判断するかって話なんです。自社だろうが他社だろうが1回でもそういうことをすると一生だめって判断するところもあるし、他社にも自社にも事故情報があるけど、いけると踏んで発行するところもあるだろうし……。


3 ]投稿者:ヒロアキ  :06/11/01/(水)10:16:42

貴重な経験談、じっくりと拝読させていただきました。
>信用というものは目に見えないだけに、軽く考えている人が多い
確かにこれは、最近痛切に感じますね。この掲示板でもそうだし、他のサイトでも信じられないような書き込み・質問をよく見かけますから。
>ニコス(信用情報を見られた)、CITI(過去に深い傷を残した)のカードは通過したのですが、三井住友の社内情報は一生ものですかね?
私がよく見聞きすることで私が抱いている「イメージ」でのお答えになりますが、三井住友は審査が厳しいことで有名のようです。(私個人は、そういうイメージはないのですが。)
勿論、過去の支払い遅延などの情報も、しっかり審査に反映させるのでしょうね。
それとこれは例が違いますが、自己破産や任意整理等で免責を受けたカード会社では、まず作れないと考えるべき、だそうです。当然といえば当然かも知れませんね。


4 ]投稿者:七年寝太郎  :06/11/01/(水)16:29:45

お返事ありがとうございます。お恥ずかしい限りです。

私が経験した「信用情報」に関してのデメリットを書きたいと思います。
と、言っても精神的苦痛以外には1個しかないんですが…。

「マンションを借りる事ができなかった」
就職して、彼女ができ同棲していたので、学生以来のアパートから、職場に近く、広い賃貸マンションを探すことになりました。
大手賃貸不動産屋に行って、十数件物件を見回ったと思います。
良い物件が見つかり、さて契約の段階で、「審査を入れますので、書類を書いてください」と言われたんです。
彼女には「ブラック入り」の事は話してませんでしたし、断ることも出来ず、書類を書きました。
後日電話で、「審査が通らなかったので、このお話は…。詳細はわからないのですが」
彼女には「家賃が給料に見合って無かったんじゃないかな。ハハハ(汗」
家を借りる事ができない悲しさと、嘘をつく罪悪感でいっぱいでした。

私のケースはまだ軽微だと思います。
当時は都内に住んでいたので、車も乗らなかったし、家を買うことも考えてなかったし。

誰しも車を買う状況は必ず出てくるだろうし、家を買う状況も出てくるだろう。
そんな状況下に無く、8年過ごせたのは、不幸中の幸いだと思います。

なんか、まとめ方が下手くそで、中途半端な文章ばっかりで申し訳ない。

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