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UFJニコスとディーシーカードが2007年4月に合併する事を発表

※2018/4/1追記
本文中に触れている三菱東京UFJ銀行は、三菱UFJ銀行になりました。

※2007/04/01追記:
この記事は執筆当時のものです。現在はUFJニコス株式会社は株式会社DCカードと合併し、三菱UFJニコス株式会社となりました。

先日UFJカードとNICOSが合併してUFJニコスとなったばかりですが、今度はそのUFJニコスが、DCカードと合併するとの発表が先日ありました。実際に合併が予定されているのは来年の4月ですが、プレスリリースを簡単に確認してみましょう。

合併の概要

商号

まず大事な商号ですが、UFJニコスとDCが合併するのなら、DCUFJニコス?なんて品のなさそうな商号がすぐ思いつくのですが、この度やっと三菱という名称をつけさせてもらえる(?)事になり、仮称ではありますが三菱UFJニコス株式会社という事で発表がありました。

でも、よく考えたらこの名称はいたって普通なような気もしてきました。ちょっと検索していたら、こんな例が幾つか見つかりましたので。。。

 
ダイヤモンドスタッフサービス

UFJスタッフサービス
三菱UFJスタッフサービス
ダイヤモンドファクター株式会社

株式会社UFJビジネスファイナンス
三菱UFJファクター株式会社
ダイヤモンドキャピタル株式会社

株式会社UFJキャピタル
三菱UFJキャピタル株式会社
ダイヤモンドビジネスコンサルティング株式会社

株式会社UFJ総合研究所

株式会社東京リサーチインターナショナル
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社

こんな前例がちょっと検索しただけでもこれだけでてきましたので、今回の名称も、DC(ダイヤモンドクレジット)+UFJニコス=三菱UFJニコスっていうのもごくごく自然な感じがしました。

合併期日

2007年の4月1日を予定しているようです。

存続会社

親銀行の関係で、DCの方が存続会社になりそうな感じはありましたが、UFJニコスが存続会社になりました。

カードブランド

結局DCカード・UFJカード・NICOSカードの三ブランド制でいくようです。何年も先には一緒になっちゃったりする可能性もあるんですかね〜。一般ユーザーとしては、改悪しなければ良いのですけど(^^;;

今まで知らなかったのですが、それぞれのカードブランドにはコンセプトがあったようです。ちょっと取り上げてみますね。

NICOS

明るく活発な親しみのあるブランドイメージ

UFJ

スマートで合理的・堅実なブランドイメージ

DC

高級感があり信頼度の高いブランドイメージ

プレスリリースによるとそうらしいです!そういうのって自分たちで言う事なのかな(^^)なんて思いながらもオトナな私は納得しておきました。

そう言われてみれば、CMに起用している有名人は、イメージに併せた人選をされている事がわかります。ニコスも以前は田村正和さんで渋い(悪く言えば古い?)イメージでしたが、最近は妻夫木君を起用してCMもポップな印象です。UFJカードは竹野内豊さんを起用し、スマートな印象。DCも中井貴一さんは大人な感じ=高級なイメージはありますよね!ミ○プルーンのCMは別ですけれど(笑)

個人情報はどこまで共有される?

こういう大きな会社が誕生する時に気になるのが、個人情報の共有です。この間も、UFJカードとニコスが合併した際、ニコス系の信販会社と情報を共有するよん♪という案内がありましたが、今回も合併により、さらに情報を共有する会社が増えるのかもしれません。社内ブラックがある方にとっては、まったくイヤな時代ですよね。

UFJ ニコスおよびDC カードの概要

両者の概要になります。さらに詳しくは、引用元であるhttp://www.mufg.jp/pressrelease/2006/pressrelease-20060126-001.htmlをご覧ください。

(平成17 年3 月31 日現在)
商号UFJニコスDCカード
事業内容クレジット業クレジットカード業
設立年月昭和26 年6 月昭和42 年12 月
本店所在地東京都文京区東京都渋谷区
代表者大森 一廣片柳 彰
資本金103,111 百万円7,600 百万円
発行済株式総数普通株式903,999,559 株
種類株式 50,000,000 株
普通株式3,917,500 株
株主資本1,447 億円461 億円
総資産4兆 662 億円3,266 億円
決算期3月31 日3月31 日
従業員数5,874 人1,083 人
主要株主の構成
および議決権比率
  • 三菱UFJ銀行 69.1%
  • 日本生命保険 1.7%
  • 農林中央金庫 0.8%
  • 三菱UFJ銀行 38.8%
  • アコム 20.3%
  • ダイヤモンドコンピューターサービス2.2%
主要取引銀行三菱UFJ銀行三菱UFJ銀行
カード会員数2,185万人1,029万人
カード取扱高4兆2,849 億円2兆5,133億円
   内ショッピング3兆2,354 億円2兆2,055億円
   内キャッシング1兆495億円3,078 億円
加盟店数2,726千店1,591千店
営業収益3,410億円863 億円
経常利益397億円68億円
当期純利益92億円40億円
当事会社の関係資本関係なし
人的関係なし
取引関係なし

* UFJニコスの計数は、旧日本信販連結数値および旧UFJカード(平成17年10月1日合併)の単純合算。但し、カード関連計数は、旧日本信販連結数値および旧UFJカードグループの合計値を単純合算。また、DCカードのカード関連計数は、グループの合計値。

* UFJニコスの「発行済株式総数」および「主要株主の構成および議決権比率」は平成17年10月の種類株式の普通株式への転換および合併による株式交換に伴う調整後数値。

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